ー外壁リフォームに火災保険が使える?適用ケースや申請方法を解説ー
- 2024.02.23
外壁リフォームを検討しているけれど、工事費用が高額すぎる…と困っていませんか?
マイホームに住み続けていると、いつかは必ず必要になる外壁リフォーム。しかし外壁は工事費用が高額になる傾向にあり、リフォームするのをためらってしまうかもしれません。
そのようなときは、ご自宅が加入している火災保険をチェックしてみてください。実は火災が原因でなくても、外壁リフォームに火災保険が使える場合があるのです。
当記事では、外壁リフォームに火災保険が使えるかどうかについて解説します。火災保険が使えるケース・使えないケースや申請方法も紹介しますので、ぜひ最後までチェックして参考にしてみてください!
外壁リフォームに火災保険が使える場合がある
火災が原因でなくても、外壁リフォームに火災保険が使える場合があります。
自然災害による損害なら火災保険が使える可能性がある
外壁リフォームに火災保険が適用されるのは、自然災害による損害が生じたケースです。
台風などの自然災害で外壁が破損してしまったとき、損害が契約時に規定された「免責金額」に相当する場合は火災保険が適用される場合があります。
損害が少ない等、外壁リフォームにかかる金額によっては火災保険が使えない場合もあるので注意してください。
▼火災保険が適用される自然災害
|
加入している火災保険の種類によって対応が変わる
一般家庭向けの火災保険は、主に「住宅火災保険」「住宅総合保険」の2種類があります。
「住宅火災保険」は雨や風など、自然災害による損害のみの保険適用です。対して「住宅総合保険」は、水漏れや事故等の破損も補償されます。
火災保険の種類 | 保険適用される災害 |
住宅火災保険 | 水災、風災 |
住宅総合保険 | 水災、風災、水漏れ、盗難、車両等の衝突、石など飛来物の衝突、デモ等による破損、その他破裂事故等 |
「住宅総合保険」は補償が手厚い分、「住宅火災保険」よりも保険料は高額です。
ただし、保険適用されるからといって、必ずしも全額補償されるわけではありません。無料で外壁リフォームができる場合もあるものの、まずはお金がかかると想定しておくことをおすすめします。
外壁リフォームに火災保険が適用されない3つのケース
自然災害による損害ではない場合、外壁リフォームに火災保険が使えません。また、自然災害による損害でも火災保険が使えない場合があります。
1.経年劣化が理由の外壁リフォーム
残念ながら、経年劣化によって必要になった外壁リフォームには、火災保険が使えません。
ただし、自治体によっては一部だけでも助成金が出る場合があります。外壁リフォーム内容や家族構成によっても異なるため、詳細はお住まいの地域を管轄する役所にお問い合わせください。
▼自治体から外壁リフォームの助成金が出るケース
|
2.地震による被害
地震は自然災害ですが、火災保険は適用されません。なぜなら、地震は発生確率や損害額を想定することが難しいからです。
多くの損害保険は、損害の確率を予測する「大数の法則」のもとで成り立っています。水災や風災であれば「大数の法則」である程度予測できます。しかし地震は、広範囲かつ莫大な損害額が発生する可能性があるため、火災保険ではカバーしきれないのです。
地震による外壁の損害を受けた場合は、地震保険を確認してみてください。
また、自治体によっては補助金が支払われる場合があります。大規模な地震に被災してしまった場合も、一人で悩まず公的機関に相談しましょう。
参考:大数の法則|独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構 石油・天然ガス資源情報
3.被災してから3年以上経過している
火災保険は、被災してから3年以上経過すると請求できないことが法律で定められています。
台風や竜巻などの被害で外壁の損害が生じた場合は、できるだけ早めに火災保険の申請を行いましょう。
外壁リフォームのために火災保険を申請する方法3ステップ
外壁リフォームをするために、火災保険を申請するときの概要を解説します。保険会社によって申請方法は異なるので、申請方法の詳細は必ず加入している保険会社に確認してください。
1.まずは加入している火災保険会社に相談する
まずは加入している火災保険の内容をチェックしましょう。
自分で確認できる場合は、契約書にしっかりと目を通してみてください。
保険内容がわかりにくいときは、加入している火災保険会社に連絡をして、加入している保険の種類や補償内容を確認してもらいましょう。
2.複数の外壁リフォーム業者に費用の見積もりを依頼
火災保険が適用される見込みがある場合は、複数の業者に見積もり依頼を出しましょう。
多くのリフォーム業者では、無料見積もりを実施しています。複数の見積もりと業者の対応を比較検討して、安心して依頼できるところを見極めることが大切です。
3.火災保険会社に申請し、調査(鑑定)してもらう
火災保険を申請するために必要な書類を揃え、保険会社に送付します。
火災保険の申請には、保険金額請求書や修理の見積書、損害明細書など非常に多くの書類が必要です。書類作成は手間がかかります。しかし、保険金を受け取るためにしっかりと確認しながら揃えましょう。
火災保険を申請すると、保険会社から「損害保険鑑定人」が調査にやってきます。
「損害保険鑑定人」とは、保険価値や被害状況などを公平に評価するために派遣されるプロフェッショナルです。調査したうえうえで問題がなければ保険金額が確定し、後日保険金が入金されます。
自然災害が原因の外壁リフォームなら火災保険が適用されるかも!
高額になりがちな外壁リフォームですが、損害の理由が自然災害であれば火災保険が適用されるかもしれません。
まずは加入している火災保険の種類や補償内容を確認し、保険が適用されるかどうかチェックしてみてください。契約書を見てもよくわからない場合は、保険会社の担当者や問い合わせ窓口などに相談するのが確実です。
経年劣化による損害の場合は保険が使えません。しかし、場合によっては自治体から助成金が出る場合もあります。火災保険が使えないときでもあきらめず、役所に相談してみると全額負担しなくて済むかもしれません。
外壁リフォームは、どうしても高額になりがちな工事です。火災保険や補助金制度などを賢く活用して、できるだけ少ない負担でリフォームできるように工夫してみてください!
外壁・屋根リフォームなら、山口県宇部市の長野板金工業におまかせください。
会社名:長野板金工業
住所:〒755-0096 山口県宇部市開3丁目9-36-101
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