4つのサインを見逃さない!外壁の劣化のサインと対処法
- 2023.06.23
外壁が劣化してしまうと予算やスケジュールの悩みが生じます。塗料をすべて塗り直すとコストがかかりますが、部分修理にはコストがかかりにくいものもあります。
外壁の劣化の補修を怠ると全体的な修理が必要になってしまうため、早めの対策を考えなければいけません。また、建築物の購入自体が高額なので、何度も新しい戸建てに変えるのは一般的に難しいです。
それでは、外壁の修理はどのような部分が劣化したら相談すれば良いのでしょうか。外壁の修理には塗料の色あせなどについて、さまざまな判断が必要です。
この記事では、色あせも含めた外壁の劣化の具体的なサインを紹介しています。外壁の劣化対策や予防策も合わせて解説しています。4点すべてが、外壁の劣化について重要なサインです。
塗料の色あせと変色は外壁の劣化サイン
外壁の塗料の色あせや変色は、劣化のサインです。劣化が進むと、外壁の保護機能が低下し、建物の耐久性に悪影響を与える可能性があります。
色あせや変色の主な原因は、太陽光や風雨などの自然環境です。塗料の顔料が酸化し、色があせたり変わったりすることがあります。
色あせと変色の対策として、定期的なメンテナンスが必要です。外壁の塗装は、一定期間ごとに塗り直さなければいけません。また、塗り直す際には、耐候性の高い塗料を選ぶことが重要になります。
耐候性の高い塗料は、紫外線による劣化を防ぎ、長期間にわたって色あせや変色を抑えられるのです。
ほかにも、外壁の保護を目的とした特殊なコーティング剤の使用も検討できます。コーティング剤は、外壁を紫外線や汚れから保護し、色あせや変色を軽減する効果があります。専門業者に相談し、最適なコーティング剤を選ぶことが重要です。
さらに、定期的な洗浄や清掃も効果的な対策です。外壁に付着した汚れや微粒子は、色あせや変色の原因となることもあります。物の外観の美しさと耐久性を保つために、適切な対処法を選択しましょう。
チョーキング現象も外壁の劣化サイン
チョーキング現象も劣化のサインです。チョーキング現象とは、外壁の塗膜表面に白い粉状の物質が現れる現象であり、塗料の劣化や経年劣化の兆候になります。
チョーキング現象は、主に塗料中の光安定剤や顔料の酸化によるものです。太陽光や風雨などの自然環境の影響により、塗膜が酸化してしまいます。
対策としては、塗膜の除去や塗り直しを検討することが挙げられます。チョーキング現象が進行している場合、劣化した塗料を取り除き、新しい塗料で再塗装することで外壁の保護機能を回復できるのです。
また、耐候性の高い塗料を選ぶことも重要です。耐候性の高い塗料は、紫外線や風雨などの外的要因から外壁を保護し、チョーキング現象の発生を軽減させる効果があります。専門業者に相談し、適切な塗料を選択するのが重要です。
外壁の劣化サインは建物の耐久性に直結する重要な問題です。チョーキング現象が見られる場合には、早めの対処が必要になります。専門業者に相談し、適切な対策を行うことで、外壁の劣化を遅らせ、建物を長く美しく保てるのです。
塗料表面の汚れやカビも外壁の劣化サインになる
塗料表面の汚れやカビの発生も外壁の劣化サインです。汚れやカビは外壁の美観を損ねるだけでなく、建物の耐久性にも影響を及ぼす可能性があります。
対策として、外壁の汚れを取り除くための定期的な洗浄が挙げられます。適切な洗剤や洗浄方法を用いて、汚れを効果的に除去しましょう。ただし、強力な洗剤や高圧洗浄機の使用は、外壁の表面や塗膜に損傷を与えるおそれがあるため、注意が必要です。
カビの発生を防ぐためには、通気性を確保することが重要です。カビは湿度が高い環境下で繁殖しやすく、外壁の通気性が悪い場合に問題が発生しやすいです。外壁に適切な通気口や通気材を設置することで、湿気を適切に排出し、カビの発生を予防できます。
ほかにも、カビの発生を抑えるためには、塗料の選択も重要です。防カビ効果のある塗料を使用することがおすすめです。専門業者に相談し、適切な塗料を選択しましょう。
塗料の基材の腐食や腐敗も外壁の劣化サインになる
塗料の基材の腐食や腐敗も、外壁の劣化サインです。基材の腐食や腐敗は、外壁の構造に深刻な影響を与える可能性があります。このような問題が見られた場合、適切な対処が必要です。
基材の腐食や腐敗の原因を特定することが、対策として重要です。水漏れや結露、高湿度などの環境要因や、基材自体の劣化、不適切な修理などが原因になる場合があります。問題の原因を特定し、対策を行うことが必要です。
また、腐食や腐敗の進行を止めることが重要になります。基材の腐敗が進んでいる場合は、早急な修理が大切です。腐った部分を取り除き、健全な基材に修復することで、建物の構造的な安定性を目指せます。
腐敗の原因を解消するために、適切な防水処理や断熱材の修理を検討しましょう。防水シートや防水塗料を使用して基材を保護し、水の浸入を防止するのも効果的です。
さらに、基材の腐食や腐敗を防ぐためには、予防的な措置も重要です。たとえば、外壁の適切な通気性を確保することで湿気を排出し、基材の乾燥を促せます。水が溜まりやすい箇所の改善や、排水システムの適切な設置も基材の保護に役立ちます。
まとめ
外壁の劣化サインが生じる前に、予防策が必要になります。耐久性のある塗料や防水性のある塗料を使用することがおすすめです。特に基材が腐敗すると、塗料と基材の交換にコストがかかります。
このような問題が発生する前に、定期的な再塗装や基盤の点検が重要です。雨や風によって塗料も傷みますが、コーティングや洗浄で劣化を遅らせられます。
また、外壁の劣化サインは見た目でわかるものと、専門家に調べてもらわないとわからないものがあります。変色し始めた色あせは太陽の加減により気づきにくいかもしれません。
トラブルが起きないためにも、定期的なメンテナンスが必要です。外壁に関する専門家と相談しながら、自宅における外壁の劣化対策について取り組んでいきましょう。
外壁・屋根リフォームなら、山口県宇部市の長野板金工業におまかせください。
会社名:長野板金工業
住所:〒755-0096 山口県宇部市開3丁目9-36-101
TEL:080-6334-0805
営業時間:8:00~17:00
定休日:日曜日(※要相談で対応可能)
長野板金工業で
一緒に働きませんか?
業界未経験の方でも安心して働ける職場環境です!
資格取得に必要な費用を会社が負担! 経験者優遇!
-
未経験から高収入を目指したい方
-
チームで協力して仕事したい方
-
やる気のある方
-
各種保険制度あり